依存症が原因やその背景となり、法に触れる行為をくり返してしまう方も少なくありません。刑罰だけでは再犯を防止できないこのような方を、適切な治療へと繋げるため、ワンネスグループでは、ダイバージョンセンターを設置しております。センター長は、依存症が関わる法律問題に積極的に取り組み、多くの実績を持つ菅原直美弁護士が担当しています。
窃盗や横領などの犯罪の陰には、ギャンブル依存の問題が隠れているケースが多数あります。また違法薬物に所持や使用、アルコールに関係する事件などで、刑事処分を受けた後に再び犯罪を起こしてしまう事も珍しくありません。
そして、万引きを繰り返してしまうクレプトマニアなど・・・罪を犯してしまう主な原因は、依存症という病気が根本の原因です。再犯防止にとって、依存症からの回復は必要不可欠となります。
従来の刑事手続きではこの点が見過ごされたり、軽視されたりしてきました。意志の弱さゆえに犯行をくり返すと言われ、重い処罰を受けることもありました。
ダイバージョンセンターでは、治療につながらないまま再犯を繰り返す悲劇を防ぐため、効果的で実践的な弁護活動を行います。
「ダイバージョン」とは、英語で「転換」の意味を持ちます。刑事手続きを「生き直しの場」にすることがダイバージョンセンターの目的です。どうぞお気軽にご相談ください。